こんにちは、ひろ整骨院の小林です。
「休めば治ると言われたが、練習を再開すると痛みが出る」
「試合が近く、完全休養が取れない」
クラブチームや部活動をしている競技レベルの高い人ほど、ランナー膝(腸脛靭帯炎)が慢性化・長期化しやすい傾向があります。
それは意志や根性の問題ではありません。
体の使い方と負荷のかかり方に、明確な理由があります。
◆ランナー膝とは
ランナー膝は、腸脛靭帯が膝の外側で繰り返し摩擦
を起こすことで炎症が生じる障害です。
競技者の場合、特に以下の場面で悪化しやすくなり
ます。
・スピード練習、ペース走
・下り坂やトラック練習
・距離、強度を一気に上げた時期
・試合時期に入ったタイミング
ランナー膝の原因や症状については下記の記事で詳
しく解説してありますのでご覧ください。
⇓
ランナー膝(腸脛靭帯炎)の原因と改善方法
◆なぜランナー膝は長引くのか
➀「走れる=治っている」と判断してしまう
競技者は多少の痛みでも走れてしまうため、炎症が
完全に引く前に負担をかけ続けてしまうことが多く
あります。
結果として、
・痛みは出たり消えたり
・シーズン中ずっと違和感が残る
という状態になりがちです。
➁股関節主導で走れていない【超重要】
本来、推進力の中心は股関節(お尻)です。
・お尻の筋力が弱い
・お尻の筋肉をうまく使えていない
この状態では、膝がブレーキ役・支点役を強制的に
担うことになり、腸脛靭帯への負担が増大します。
➂左右差・フォームの癖が蓄積している
クラブ・部活動生に多い特徴として、
・いつも同じ方向のトラック
・利き足への依存
・片側だけの可動域制限
こうした微妙な左右差が、走行距離とともに確実に
ダメージとして蓄積されます。
➃休養より「修正」が必要な段階
慢性化したランナー膝は、単なる安静だけでは改善
しません。
必要なのは、
・動き方、動かし方の修正
・負担の分散
・再発しない体づくり
です。
◆自分でできる基本的なケア(軽度の場合)
※痛みが強い場合は無理をしないでください。
・練習後のアイシング
・太もも、お尻のストレッチ
・腸脛靭帯そのものをほぐさない
痛みを我慢しながら走るほど、復帰は遅れます。
◆ひろ整骨院での施術
➀チェックするポイント
・股関節の可動域と左右差
・原因となる筋肉の状態
・足関節のズレ
・練習内容と負荷のかかり方
➁施術
・主要な筋肉へのアプローチ
・関節の動きを取り戻す調整
・競技復帰を想定した運動指導
・再発予防のためのセルフケア指導
当院ではまず、「いつまでに、どのレベルで走りた
いか」という目標をしっかり伺ったうえで施術を行
っています。
そのうえで、お身体の状態やリスクを総合的に判断
し、もし現在の目標が負担になりそうな場合には、
無理のないプランへの変更をご提案させていただく
こともあります。
また、当院の考え方として「休まずに治す」のでは
なく、「走れる状態を作りながら治す」ことを大切
にしています。
完全に走ることを止めるのではなく、できるだけ競
技を継続しながら安全に回復できるようサポートし
ていきます。
◆最後に
長引くランナー膝は、早めの専門ケアと正しいフォームづくりが回復のポイントです。
甲斐市長塚で整骨院・接骨院・整体をお探しの方、普段からスポーツを楽しんでいる一般ランナーの方、部活を頑張っている学生アスリートの方も、痛みを我慢せずにご相談ください。
当院では、走る人の身体の使い方や生活習慣まで含めて丁寧にチェックし、「走れる状態を作りながら治す」ことを大切にしています。
地域の皆さまが安心して走り続けられるよう、これからもサポートしていきます。
ご予約はホームページ・LINE・お電話にて受付中です。
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